追憶

タイムラインは流れてゆく

記憶の欠片 留めたまま

見えなくなって追いかけたいけど

そんなことばかりもしていられない

 

気づいた時には大人になって

時間の流れはフルスピードで

持っていくもの 置いていくもの

選び取ろうとしてもがいてる

 

小さな画面の向こう 光って見える希望

デジタルでさえ それは 息をしていた

 

あなたの中のわたしの記憶が

目まぐるしく新しい記憶に

埋もれてくのが酷く切ない

いつだって色褪せないでいたい

 

「忘れてもいいよ」なんて言葉

「わたしは覚えているから」なんて

言えるはずない 忘れて欲しくない

あの時言えたのならよかったのに

 

あの時、言えたら、

 

どこかで笑っていてくれたら

哀しみに暮れないでいてくれたら

ひとりぼっちじゃないってことを

忘れないで生きていてくれたら

 

わたしはきっと笑っていられる

いつまでだって息をしていられる

「さよなら」

またいつか会いたい

今なら言える気がしているんだ

 

さよなら。