ただそれだけの詩

目を閉じてうたえば あなたは見えない

目を閉じてうたえば 視界は真っ暗だ

何を当たり前のことをうたっているの?

と思うでしょう

そう

わたしは何でもないことをうたっているだけ

 

わざわざ わざわざ 言葉と音を混ぜて

わざわざ わざわざ うたっているだけ

 

何でもないこと

 

何でもないこと

 

何でもないこと

 

何でも、ないこと。

 

なんだけどね

 

どうにもこうにも愛おしい

この言葉たちが愛おしい

このうたたちが愛おしい

 

この世界が

 

ただそれだけの詩 取るに足らない詩

在っても無くても 知っても知らなくても

多分大して変わらないそんな詩

 

5つのコードを並べて 繰り返しただけの詩

小さな部屋の真ん中 ひとりぼっちで

呟く程度にうたっていればいい詩

 

そんな詩を 今ここで うたう理由は何だろう

そんな詩を 今ここで うたう意味は何だろう

そんな詩なのに 今ここで どうしてうたっているんだろう

そんな詩なのに 今ここで いつまでうたっているんだろう

 

きっと いつまでも

いつ いつ いつまでも

 

一緒に うたおうよ

 

一緒に 話をしようよ

 

一緒に 居ようよ

 

一緒に 居させてよ

 

いつまでも

 

いつ いつ いつまでも